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バイクを買い取ってもらう前に
バイクの種類を知る
要らなくなったバイクを買い取ってもらう前に、そのバイクの種類が何に属するのかを知っておく必要があります。バイクの種類というのは、バイクの排気量によって呼称されている「原付バイク」や「250cc以上のバイク」などのことです。
買取対象のバイクが原付バイクであるか大型バイクであるかで、買取額が変わってきます。また、他店の買取価格と比較検討する際にも、バイクの種類が分かっていないと比べる基準が分かりにくくなります。それから、お店によっては、原付バイクの買取を受け付けていなかったり、大型バイクの買取を受け付けていなかったりするところもあります。
逆に、原付バイクのみを扱っている原付バイク買取専門店や、大型バイクのみを扱っている大型バイク買取専門店などもあります。原付バイク買取専門店で原付バイクを買い取ってもらう場合と、いろいろな種類のバイクを買い取ってくれるバイク買取専門店では、買取価格が異なるため、いろいろと見比べてみましょう。
インターネットで情報収集
インターネット上には、バイクの買取についての注意点が書かれているサイトがあったり、バイクショップを検索することができるサイトがあったりと、バイクの買取に関する情報を手軽に得ることができます。もちろん、最寄りのバイクショップへ実際に行ってみることも必要です。実際にお店の様子を見ることで、そのお店の雰囲気を感じ取ることができます。
インターネットでバイクのことを調べる際に気を付けることは、情報量の多さから、どの情報を信用して良いのかを的確に見極める判断力が必要ということです。検索順位が上位に表示されるサイトが、すべて優良情報を提供しているサイトとは限りません。そのサイト内をじっくりと確認し、他サイトと比較した上で、内容に信憑性があるかどうかを判断します。
例えば、バイク買取店のサイトのほとんどは、査定が無料であることや出張査定をしていることなどを全面的に宣伝しているのですが、利用者が知りたい情報はもっと深いところです。他とは違う点を押し出しているサイトを探してみることも必要です。
バイクショップを探す
インターネットでバイクの買取に関する情報を得ることができたら、今度は実際にバイクショップを探してみましょう。バイクショップ探しのポイントは、大きく分けて二つあるといえます。
一つは、できるだけ高値で買い取ってもらうことです。バイクを安く売りたいと思う人はあまりいません。交渉できる能力も身に付けておきましょう。それからもう一つは、家から近いショップであることです。バイクを引き取りに来てもらえる店舗なら何の問題もありませんが、自分でバイクを持ち込まなくてはならない店舗もあります。ショップが遠いと、バイクを運ぶ費用がかかります。これらの点を踏まえてショップを探してみましょう。
それから、バイク買取専門店のみならず、最寄りのバイク販売店や中古自動車買取店などにもあたってみると良いでしょう。店舗によっては、大々的に中古バイクの買取を謳っていないところもあるからです。意外にも、高値で買い取ってくれる場合がありますので、最寄りのバイクショップも押さえておくと良いでしょう。
無料査定のところを探す
バイクを高く売ることだけを念頭に置くのであれば、できるだけ、バイクを売る際の細かな費用は抑えた方が良いでしょう。例えば、バイクがどのくらいの価格で売れるのかを見てもらう「査定」ですが、査定を行う際、手数料としてお金を取られることもあります。
しかし、最近のバイク買取専門店などの多くは、査定が無料のところばかりです。無料で査定をしてもらい、そのお店でバイクを売らないことになったとしても、後々、査定料を取られることはありません。それなら、無料査定のお店をいくつも回って、バイクの買取価格を見てもらった方が断然お得といえます。
無料査定かどうかは、バイク買取専門店のホームページや店頭などにも大きく書かれていることが多いため、すぐ分かります。また、大手のバイク買取専門店ともなると、サイト上で無料査定ができるところもあります。まずは無料査定してもらえるショップを探し、いくつか査定してもらってから、買取価格を比較してみることをお勧めします。
全国対応か確認する
インターネットでバイク買取専門店がたくさん見つかっても、そのお店が遠いところにあるのではバイクの持ち込みが難しくなってしまいます。いくら無料査定といっても出張費がかかるのであれば、せっかく高く買い取ってもらえるものも余計な費用が上乗せされてしまうことになります。
いかにバイクを高く売るか、それを考えるのであれば、バイク買取専門店が全国対応であるお店かどうかを確認すると良いでしょう。「全国どこでも無料査定にお伺いします」、「出張費は無料です」などと謳われているお店であれば、問題ないわけです。稀に、関東近郊のみなどの条件が付いているお店もありますので、サイトの内容をよく見ておきましょう。
ベストなのは、無料査定に来てもらえて出張費も無料、バイクの引渡し手間もかからず、その日のうちに現金での支払いを済ませてバイクを持って帰ってもらえるようなお店です。ただ、この場合、一つだけデメリットがあります。それは、その日のうちに契約が完了してしまうことです。返答を保留できる場合もありますが、他店との査定比較をする猶予も与えられず、即決しなければならない場合もあります。
買取方法を決める
バイクを売る際、初心者は買い取ってもらうやり方について、どういったものがあるのか分かりません。バイク買取方法としては、主に、店頭持込、出張買取、宅配買取などがあります。
店頭持込というのは、そのままバイクをショップに持って行って査定、買取をしてもらう方法です。この方法を取ることが多いのは、最寄りのバイクショップでの買取です。
それから、出張買取というのは、多くのバイク買取専門店が行っている方法で、自宅まで査定に来てくれて、その場で買い取ってくれるという方法です。この場合、自身の手間は何もかからないため、比較的、楽な買取方法といえます。
そして、宅配買取というのは、インターネットや電話で査定を申し込み、契約が成立したら、専門の宅配業者を通してバイクを買い取ってくれたショップに引き取ってもらうという方法です。この場合、宅配手数料がかかりますし、交渉のやりとりにも多少時間がかかります。
このような買取方法からショップを選び、さらに、高値で買い取ってもらえる方法を導き出すと良いでしょう。
バイクの下取り
単純にバイクを買い取ってもらうといっても、目的によって方法が異なります。ただ要らなくなったバイクを廃棄処分として売りに出すというのであれば、一般的に言われている「買取」になりますが、今乗っているバイクを処分して、すぐに新しいバイクを購入したいという場合には、今乗っているバイクを下取りに出して新しいバイクを購入するという買取方法になります。
これは、今乗っているバイクの価値を元に、新しいバイクの購入額も決まってくるものですので、廃棄処分のバイク同様、今乗っているバイクの価値が高ければ当然、新しいバイクの購入額も折り合いが付くことになります。この方法を取るのであれば、バイク廃棄処分が目的のショップよりも、新車を取りそろえているバイクショップで手続きを行った方が、話は早くて済みます。
行きつけのバイクショップがあると、大変、話がスムーズにいくことでしょう。今乗っているバイクが原付バイクで、新しく乗りたいと思っているバイクが大型バイクということであれば、排気量も価格もまったく違うものになりますので、交渉力がキーとなります。
身分証明書と必要書類の準備
バイクを買い取ってもらう前には、いろいろな書類を用意する必要があるのですが、バイクの種類（排気量）によって準備する書類は異なります。基本的なものでは身分証明書です。身分証明書はバイクの買取時に必ず使うものですので、すぐに出せるようにしておきましょう。
バイクを買い取ってもらうということは自分の手元からバイクが離れることですので、バイクの廃車手続きと同様のことをしなければなりません。バイクの廃車手続きに関する情報が載っている陸運局のホームページをのぞいてみたり、最寄りの役場などで聞いてみたりして、必要書類の準備をしておきましょう。また、保険の契約についても把握しておく必要があります。
それから少し厄介なのが、バイクの所有者と売りに出す人の名義が違う場合です。これは、所有者の承諾なしで勝手に売ることはできませんので、所有者の委任状が必要となります。それから、ローンが完済していないという人もよく居るのですが、この場合、手続きが多少面倒になってしまうため、できればローンが完済してから売りに出す方が良いといえるでしょう。しかし、ショップによってはローン途中でも買い取ってくれるところもあります。
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