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その他バイクについての基礎知識

免許の取得方法

バイクの免許は16歳以上から取得することができます。ただし、これは原付バイクや普通自動二輪に限ります。原付バイクとは排気量が50cc以下のバイクを指します。比較的小型で運転がしやすいため、16歳以上になったらすぐに原付バイクの免許を取得する人も多いようです。

取得条件としては他に、両目で0.5以上の視力がないと取得できません。試験料や講習料、免許交付料を合わせても7,450円の費用しかかからないこともあり、高校生でもアルバイトをしている人であれば、費用の問題もさほど心配ありません。

それに比べて、排気量400cc以下までのバイク(普通自動二輪免許)は、視力が両目で0.7以上と少し厳しく設定されており、費用も多少割高となっています。さらに、大型自動二輪免許ともなると、受験資格の年齢が18歳以上へと引き上げられています。

バイクは自動車免許に比べると取得までの期間が短く、簡単に取得できるもののように思われがちですが、一歩間違えば自動車以上に危険な乗り物でもあります。安易な考えで免許を取得しないよう、十分な心構えが必要です。

登録方法

晴れてバイクの免許を取得したら、いよいよ自分のバイクを購入する段階に入ります。高校生でバイクを購入する際、ほとんどの人が自分のお金ではなく親のお金で購入することになるものですが、後々役に立つものですので、バイクを手に入れるまでの過程も把握しておくと良いでしょう。

初めてのバイク購入は、バイクショップなどで購入する方が比較的、安心して手続きも済ませることができます。バイクを買ったら、そのバイクの所有権が誰にあるのかなど、役所に登録をすることになります。多くのバイクショップでは、すべての手続きを代行してくれるため、自分ではほとんど何もしなくとも手続きが済んでしまいます。

また、保険の加入などもそうです。自分で登録手続きをするのであれば、それが原付バイクの場合、自分の住む市区町村の役場で登録の手続きを行います。それから、この機会に朱肉を使うタイプの印鑑も作っておきましょう。登録時に必要になるだけではなく、名義変更や廃車手続きなどの際にも必要となってきます。

バイクの盗難について

一時期、プロの窃盗団によってバイクの盗難が相次いだことがありました。バイクの盗難は自動車を盗難するよりも簡単なようで、また海外などで高く売れることから増加傾向にあります。もし、バイクを盗難されてしまったらという時のことを考えて、盗難の手続きについても把握しておきましょう。

バイクを盗難されてしまったら、まずは警察に盗難届を提出します。それから、バイクの登録や廃車手続きの際に申請する陸運局や自動車検査登録事務所などに連絡をします。ここで、一旦乗らなくなったという手続き(一時抹消登録)を行い、翌年の税金が取られないようにします。ナンバープレートが手元にあれば、返納手続きもしましょう。車検証が見つかった場合も同様です。その後、盗難されたバイクが無事手元に戻ってきたら、改めて再登録の手続きをすることになります。

しかし、盗難されたバイクは無事に戻ってきたためしがほとんどなく、多くのバイクが廃車手続きを余儀なくされることがあります。盗難されないようにロックをかけるだけではなく、バイクを保管する場所などにも気を付けるようにしましょう。

名義変更について

バイクを購入すると、必ずと言っていいほど経験することになるのが「名義変更」の手続きです。

名義変更とは、バイクの所有者を変更する手続きのことで、バイクをディーラーやバイク販売専門店などから購入した際に、その所有権(名義)を変更しなければならないものです。そのため、名義変更はバイク購入者であれば知っておくべきことと言えます。時には、名義変更ではなく「移転登録」と呼ばれることもあります。

名義変更手続きに必要な書類はバイクの排気量によって異なります。また、申請先は管轄の運輸支局や自動車検査事務所になります。稀に、名義変更手続きの際に、バイクを役所などに持ち込んで調べてもらうものと勘違いされている人もいるのですが、これは自動車と同じで、バイク本体は必要ありません。書類のみの手続きとなります。

名義変更の手続きはそれほど面倒なものではありませんので、自分で行うことも可能です。不明点があれば、運輸支局などの窓口でも丁寧に教えてくれます。また、手続きに要する時間も1時間程度で済みます。

保険について

バイクを購入する時に関わることになるのが、保険についてです。これは自動車を購入する時にも加入するもので、「自賠責保険」といいます。自賠責保険は必ず加入しなくてはなりません。それからもう一つ「任意保険」というものもありますが、これは任意ですので強制ではありません。

自賠責保険は、バイクを運転中に他人にケガを負わせたり、死亡させてしまったりした時に適用されます。バイクの自賠責保険に加入すると、ナンバープレートに満期年月が書かれたステッカーが貼り付けられます。自賠責保険は対人賠償事故のみの保険ですので、自身に対する補償も望むのであれば任意保険にも加入することをお勧めします。

自賠責保険への加入は法律上義務付けられています。加入せずにバイクを運転していると、1年以下の懲役や50万円以下の罰金が科せられます。また、前歴に免許停止がない人であれば、違反点数が6点に達すると免許停止処分が30日科せられることになります。

交通違反について

バイクを運転することになると、交通違反に対する知識も必要となってきます。よくありがちなのが、バイクの路上駐車です。2006年6月1日から道路交通法の改正によって、駐車違反の取締りを民間に委託されるようになったことで、取締りがより一層厳しくなりましたが、それでも路上駐車違反はまだまだ改善されていません。歩道上にバイクを駐車する人も多いようですが、これも駐車違反になります。

交通違反といっても種類がたくさんあり、それぞれ原点数も異なります。また、反則金の金額もバイクの排気量によって異なります。原付バイクの交通違反取締りが多く感じられるのは、乗っている人の数が多いことと、実際に違反を行っている人の数が多いことが想像されます。

それから、自動車よりもバイクの方が取り締まられることが多くなっているのは、バイクによる事故が多いことや、違反者の数が多くなってきていることに問題があるようです。そして、バイクの方が違反を見つけやすい状況にあることも考えられます。

自動車の廃車について

2006年に「自動車リサイクル法」が施行されたことで、多くの人たちが自動車の廃車手続きに対してさらに面倒な手続きになった、という印象を持ったと言われています。そのため、自動車の廃車手続きを敬遠される人も増えているようですが、基本的に、自動車の廃車手続きも、バイクの廃車手続きとほとんど変わりません。

普通自動車は陸運支局、軽自動車は軽自動車協会で廃車手続きをします。ただ、気を付けるべき点があります。それは、廃車手続きの際、廃車する車で運輸支局に行く人がいることです。その場で手続きをするため、帰りはナンバープレートがなくなります。ナンバープレートがない車は運転することができませんので、手続きに行く際、廃車手続き対象車で行くことは避けましょう。

また、解体作業を業者に託す場合、業者が自宅まで引き取りに来てくれる場合は良いのですが、解体先まで自分で車を持って行くことになっている時は、解体先までナンバープレートのない車を移動することはできませんので、解体を先に済ませてから廃車手続きをする方が良いでしょう。

放置バイクの回収

たまに、路上に放置されている自転車やバイクを見かけることがあります。これらの多くは盗難車であることが多く、持ち主が引き取りに来ることはほとんどありません。しかし、景観を損ねることもあり、いつまでも放置しておくわけにはいきませんので、放置自転車やバイクを回収する必要があります。多くは自治体などで定期的に放置バイクの回収を行っていますが、他には、バイク回収専門店などで積極的に行っているようです。

しかし、放置バイクは勝手に処分できるものではありません。バイクには必ず所有者がいるものですので、ある程度の期間、持ち主が現れるかどうか、張り紙などを貼って様子を見ます。同時に、盗難車の可能性がないか、警察にも連絡を入れます。廃車処分するにしても、所有者の同意がないと手続きができないからです。

また、この曖昧な状況を利用して放置バイクを勝手に回収し、海外などに高く売ってしまう悪徳業者の存在もあります。団地やマンションなどの駐輪場に放置バイクを見つけたら、まずは警察に通報しましょう。引越し先に持って行くのが不便で放置していったという所有者が、前居住者という場合もあります。

バイクのリサイクル

自動車やバイクは2006年に施行された「リサイクル法」によって、廃車の際、リサイクル料金がかかることになりました。リサイクルされることによって不要なゴミも減り、環境も改善されることになります。

バイクをリサイクルしているお店というのは、店頭に「廃棄二輪車取扱店」というステッカーが貼られているお店に限ります。または、メーカーの指定窓口で「払込取扱票」というものをもらい、これを使って郵便局でリサイクル代を振り込んでから、リサイクル店に不要バイクを持ち込むという方法もあります。

「二輪車リサイクルコールセンター」へ電話すると、最寄りのリサイクル店を教えてくれるようです。または、財団法人自動車リサイクル促進センターのホームページも参考になります。

リサイクル店に不要バイクを引き渡した際、「管理票」というものが交付されますので、リサイクルの手続きはこれで完了となります。ただし、リサイクル料金はメーカーごとに違いますので、いろいろなメーカーで確認してみましょう。

バイクのパーツを覚える

バイクだけを購入しても部品について何も分かっていなければ、壊れてしまった時などに修理をすることができません。バイクのパーツの名称についても知っておくべきだと言えます。

だいたい大きな事故に遭わない限り、破損してしまったとしてもパーツさえ替えたり修理に出したりしてしまえば、同じバイクに再度乗ることができるようになります。また、最近はバイクごとではなく、バイクのパーツ部分だけを盗むという窃盗団もあるため、パーツだけを買い替えなければならない状況も増えてきているようです。

バイクのパーツで代表的なものはマフラー、クラッチ、ホイールなどが挙げられるでしょう。バイクのパーツはバイクのパーツを専門として売っているお店や、ネットオークションに出品されていることも多いため、いろいろなところで手に入れることができます。また、大手のバイクパーツ専門店では、バイクのメンテナンスグッズも取りそろえられていますので、自分で定期的にメンテナンスを行うこともできます。

バイクの歴史

今では交通手段として必要不可欠となっているバイクですが、バイクの歴史はそれほど古くありません。

フランスのエンジニアで発明家でもある、ルイ・ギヨーム・ペローが考案されたのが始まりだと言われています。特許となったのは1868年のことです。当時のエンジンは、蒸気機関のエンジンでした。内燃機関のエンジンになったのは1885年のことで、現在のダイムラー社によるものだったそうです。そして、現在のハーレーダビッドソン社がバイクの原型を作り、第一次世界大戦後の1920年代頃には、現在のようなバイクに似た物ができあがったと言われています。

日本ではまず輸入車から始まり、1930年代になって現在の宮田工業で国産バイクを作るようになりました。それから第二次世界大戦後、多くの企業でバイクを製造するようになり、中でも、ホンダは現在もバイクの製造に関わっている企業として有名です。当初のバイクはサーキット用として販売されていたのですが、後に、一般人も公道で使用する物としてどんどん普及していきました。

バイクの廃車の手続き方法